アナリティクスセンターの概要 - パート2 - レポートデザイナ機能

AgilePoint NX 8.0の新しいアナリティクスモジュールの強力な機能の概要についておわかりいただけたと思いますので、レポートデザイナの機能とユーザーエクスペリエンスについてもう少し深く掘り下げてみましょう。まずはじめに、アナリティクスモジュールがセルフサービスBIに提供するシームレスなエクスペリエンスにお気づきになると思います。

レポートビルダでは、ユーザーは付与されているアクセス権限に基づいて、アクセス可能なすべてのレポートのリストを表示したり、新しいレポートを作成したりすることができます。また、レポートをテンプレートとして保存し再利用することも可能です。

ビジネスユーザーは通常、意思決定のためのインサイトを得るべく、数十のレポートを調べることがあります。このプロセスを簡素化するために、レポートをカテゴリとサブカテゴリに分類できるようになりました。ウィザードドリブンメニューが利用可能になり、シチズンデヴェロッパー向けのセルフサービスBIと専門の開発者向けの高度なレポートの両方を提供できるようになりました。シチズンデヴェロッパーの方向けのレポート開発はドラッグ&ドロップによる設定と選択による設定を介して行われるため、SQLや数式処理のためのコードを記述するための知識は必要ありません。

レポートデザイナの最も優れている点の1つは、リアルタイムのライブプレビュー機能です。この機能は、クエリの実行、並べ替えやフィルタリングの適用、計算の実行、レイアウト、フォント、書式設定の表示などをすることで、最終的なレポートがどのように見えるかを開発者が確認できるようにします。

レポートによって提供される強力な機能が、個々の図表を相互に関連付ける機能です。レポートは、チャート、ゲージ、グリッド、マップ、フォームなどの様々な要素で構成されています。これらのコンポーネントを相互に関連付けることで、1つの図表に対してドリルダウンや選択が行われた際に、ほかのものにも同じことが自動的に反映されます。

最後に、アクセス権限管理についてご紹介します。第一に、レポートはAgilePointNX内のすべてのユーザー、1人または複数の選択されたユーザー、および1つまたは複数の役割に対して共有することができます。第二に、共有の種類を細かく設定できます。これにはフルアクセス、クイック編集(シチズンデヴェロッパー向け)、名前を付けて保存(フルアクセスと同じだがオリジナルの編集はできない)、ロック(フィルターインタラクションなしで表示のみ可能)、表示のみ(ロックと同じだがフィルターインタラクションは許可される)、アクセス不可、が含まれます。

それでは、この短いビデオで新しいレポートデザイン機能の概要をご覧ください。

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