アプリケーションのデータソースとしてExcelを使用

この記事では、ExcelをデータソースとしてAgilePoint NXアプリを作成する方法を見ていきます。

今日、多くの企業では、業務のかなりの部分をExcelシート上で実行しています。大企業でも、多くの構造化された情報がExcelファイルに保存されています。

Excelを使用する上での問題点は、拡張性が低いことです。組織がこれらのExcelシートで共同作業をする人を増やすと、バージョン管理が難しくなります。すると、プロジェクトマネージャーはテンプレートの最新バージョンを使用していたのか?価格は最新だったか?などの疑問が常に付きまとうでしょう。

これまでの組織は、オンライン編集エクスペリエンスとバージョン管理が付属しているExcelオンラインのようなソフトウェアに頼っていました。しかし、それはドキュメントリポジトリとしてのOffice 365の使用を制限し、また、Excelシートは、ユーザーにルール、検証などの動的なUIを提示しません。

AgilePoint NXでは、Excelのテーブルをいつでもデータエンティティに変換することができます。そして、新しく作成されたデータエンティティを中心としたWebアプリケーションを作成することで、Excelからの移行やアプリケーションポートフォリオの近代化が容易になります。しかし、最大の利点は、Excelでデータを保持し続けたいというビジネス上の要望に応えられることかもしれません。

この新機能では、ルール、外部ルックアップ、検証、計算、チャートなどを使用してエクセルシートのテーブルに素敵なWebフロントエンドを作成することができます。また、ウェブアプリは、あなたが世界のどこにいるかに関係なく、メンバーがリアルタイムでチームとして働くことができるように、あなたのワークブックを接続します。

本機能のキーポイント

  1. Excelに接続して、プロセスベースのアプリケーションとフォームベースのアプリケーションにデータフィールドを読み込みます。
  2. プロセスの実行/フォームの提出が行われると、同じExcelファイルに書き戻します。
  3. Excelファイルは、Box、One Drive、SharePointなどのサポートされているドキュメントリポジトリのいずれかから作成することができます。

この機能の動作については、以下のビデオをご覧ください。

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